
ゆる漢方とキヨエ・オリーブオイルレシピ
『漢方とは』
体調がすぐれないとき漢方や薬膳が良いと耳にしますが、
奥が深い学問であります。
中国の周時代(紀元前11世紀)の書物の中に、当時の医療制度は、食医(食事療法)、
疾医(内科医)、瘍医(外科医)、獣医の4つに分かれていたと記載があり、
当時から未病を漢方薬や食材から防ぐ学問が存在していました。
漢方とは、漢方薬だけではなく鍼灸・あんま・気功・薬膳など全て総じたことで、
薬膳が漢方薬や食材を使って体をメンテナンスするなど細分化されています。
◇養生のお話
漢方で重要視されているのは、生命力を高めるということです。
「養生」は生命を養うで健康を高める考えのもとで、自然治癒力を
高めていくことに重視しています。
一つの木を人間で考えてみましょう。いつも水をあげている木の
葉っぱが黄色く枯れています。直接葉っぱに薬を塗っても一時的な効果が
あってもまた元に戻ります。しかし外の日当たりのいい場所に置き、
根元にあげる水の量を少なくして土を入れ替えるだけで葉っぱは
綺麗に色づくことがよくあります。
これが養生の考え方の基本です。
根本の気候と水と土の考えが、運動・食事・休養となります。
木が土から得る栄養とは違い、人間が食べる食材は数千以上に及びます。
これらを詳しく分析したのが薬膳や漢方の世界です。食材の性質や効能を分析して、
病気の予防や健康増進を食事で通して考え、「陰陽」「五行」「五性」「五味」
「気・血・水」「五臓」「帰経」を総括的に考慮するのが漢方・薬膳の世界だそうです。
◇オリーブオイルと漢方
中国で漢方の考え方が生まれた時代と同じく古代ヨーロッパでも
漢方と似た食材から健康になる考えがありました。
それが西洋のハーブやオリーブオイルです。ハーブティーは日本でも広まり、
不眠症ならカモミールティーを飲んだり、アロマオイルのラベンダーの香りは
鎮静作用があるなど日本の人々にも知識が広まっています。
オリーブオイルも同じくヨーロッパ圏で昔から重宝されて広まり、
ヨーロッパにオリーブオイルに関する論文・オリーブオイルを使ったエステが
たくさんあるのも愛され続けた証拠だと思います。
キヨエ・オリーブオイルのレシピでは、簡単に作れること、おいしく作れる
ことを中心に開発していますが、栄養学と漢方・薬膳的な要素もとり入れております。
漢方に関しては奥が深いのでお客様でその日の体調に合わせて、食材を調整してください。
(本屋さんで関する本が並んでます)
キヨエの殿堂レシピ
みんなのキヨエ・レシピ
お料理コラム


桃モッツァレラのサラダ
時間ある朝ゆっくりと食べたい桃レシピ

春キャベツのパスタ
春にしか食べれない春キャベツのパスタ

高菜ごはん。
ピリッと辛い高菜をキヨエ・オリーブオイルで甘さを引き立たせるレシピ
