
ダイエットの朝食は食べること。
◇朝食抜きダイエットの間違い
食事制限した猿としなかった猿を比べ、食事制限した猿の方が見た目が若い実験結果が有名となりました。それを機に朝食抜きダイエットがやっぱり良いとなりましたが、大きな間違いがあります。なぜなら一方の猿は、無制限にいつでも食事ができていました。1日4回や8回の食事やダラダラ食べ続けた日もあったでしょう。つまり量もタイミングも毎日違う猿の実験が朝食抜きのダイエットに結びつくのか疑問が呈されています。
人間の食生活は、見た目が若かった猿と同じ制限された食事をとっています。1日3食ときどきデザート合わせ4食?ではありますが、人は量や時間も自己管理で食べているはずです。あの猿の実験は、食事を抜くダイエット実験ではなく、「毎日規則正しく食べる人」と「いつもダラダラ何か口に入れている人」との見た目違いの実験証明だと唱える学者が多いのはこういうことなのです。だから朝食を抜くと体に良いというのは、お猿さんの実験では証明できないのです。むしろ朝食を食べることは、食べて痩せることにもつながり、人間の生活でとても大切だと言う論文が世界各国たくさんあります。
◇朝食は、とても大切な健康作りの1つ。
1.脳が食べる朝食。(脳の活性化)
脳の重量が体全体の2%に対して、基礎代謝エネルギー量は約20%も消費します。脳のエネルギー源がブドウ糖だけのため、朝食で糖質・炭水化物をとらないとエネルギー不足になります。だからまず朝食を食べることが脳の活性化方法の源だと言われています。
朝起きて眠くても、朝食抜かずパンや食品を口で噛むことで脳と内臓が目を覚まします。脳の活性化がはじまり、体内も動き始めます。朝食を食べることは朝から脳を活性化させるので、朝から全力で勉強・仕事に取り込むことができます。ただし普段から朝食を食べていない人が朝食を食べると、お腹がふくれ食べた後に眠くなることがありますが、1週間続ければ体はなれます。
朝食を抜くと、夕食から翌昼まで12時間以上の間隔があいてしまうので、昼食を食べて血糖値がとても上昇し消化しきれず、脂肪が蓄積されやすくなります。なので朝食を食べることで、急な血糖値上昇は避けられて生活習慣病や糖尿病の予防にもなると言われています。
朝食は食べて痩せる方法だと言われているのはもう一つ。夕食を8時に多く食べても昼12時まで16時間も食べない状態でいると飢餓細胞が働きやすくなります。朝食抜きで昼食を食べることで飢餓細胞の働きで脂肪の蓄積が促されやすくなります。そして朝食で食事を少し食べることで、飢餓細胞の働きを抑えて昼食の食べすぎも抑えられます。
朝食が少しだけだとお腹が持たないという方は、キヨエ・オリーブオイルがおすすめ。オリーブオイルは血糖値を緩やかに上げることで知られているので、パンに少しオリーブオイルをつけて食べることで、お腹の持ちが良くなり朝食におすすめです。
3.体内時計・生体リズムが調整される。(不眠症対策)
体は1日25時間の周期で動いているので、朝日を浴び、朝食をとることで体内時計が動き始め1日の生活リズムの調和がとりやすくなります。朝食を規則正しく食べることで、胃や大腸が促され排便を促し便秘対策でも大切なことです。不眠症の方も、朝食を食べることで体に一日の始まりを刻み込み生活リズムがとりやすくなると思います。
4.集中力と成績がアップする。
文部科学省の報告で、毎日朝食を食べている子供の方が、成績と運動が高い傾向にあることが分かりました。1日のスタートから脳に栄養が行きわたり、生活リズムが整っている子供の方が、集中力などあることから、最近では「時間栄養学」という学問も注目されています。受験生の食事方法で、朝食が大切だと言われているので、朝食抜きで慣れている受験生は早い内から朝食を食べる習慣になれた方がよさそうです。
◇最後に
体調不良や体重増加でお悩みの方は、栄養士の視点で考えると食生活に問題があるかもしれません。朝食をとって生活リズムを整えることで、体内時計が正確になり、基礎代謝が上がって改善されるかもしれません。
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